Waku2 as Life

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2019-08-11

WAKU2サマーキャンプ!【体験記 HIROBE】

こんなのを企画しました!今後に向けてフィードバックを受けて、受け入れ態勢を作っていきたいです!   共催・連携 NPO法人しんりん   山荘と大きなテントをお借りしました。 鳴子温泉の林泊「もりたび」

 

鳴子温泉サマーキャンプ体験版にAnna Suzuki氏より誘っていただき、父(私)と娘(9歳)、息子A(7歳)、息子B(3歳)で参加です。子供たちにとっては初のキャンプということで、不安とワクワクが入り乱れるスタートを切りました。

いきなり総括すると、以下のコメントがサマーキャンプの感想です。

  • 台風10号大雨のなかウォータースライダーで遊んだ後の五右衛門風呂は極楽そう
  • 大雨に打たれながら必死に子供をトイレに連れて行くのは修行かな?
  • 小エビやヤゴやオタマジャクシが川でとれました
  • 鳴子温泉の火山湖「潟沼」はとっても素敵な場所でトトロが出そう
  • 鳴子温泉には硫黄温泉だけでなく、いろんな種類の温泉があります
  • BBQはギター、アコーディオン、歌となんだか夏のソレな感じで子供たち大はしゃぎ
  • 娘がテントのトイレでびびって山荘に泊まるの巻
  • 虫!虫!むしぃぃいいい!親父だけ足を10か所以上くわれました
  • みんなで作る朝ごはんと、みんなで食べる朝ごはんっていいよね
  • オニコウベの釣り堀、イワナがつれて美味しくたべてみんなハッピー
  • 帰りの車は案の定子供ら全員爆睡、WakuWakuサマーキャンプ大満足

 

さて、体験記はこちらから。子供3人を連れて富谷の自宅から鳴子温泉までとっとこハム太郎。案の定、「オマエラ喧嘩すんな」と子供たちにゲキを飛ばしながらブーンと1時間半かけて鳴子温泉郷に入りました。午前11時くらい。鳴子温泉は硫黄臭で有名な温泉ですが、娘もその匂いを嗅いで、

「お父さん、うんこくさい!」

そうだね、わかる。でもこう言おうね。「卵の腐った臭いがする」きちんとHighレベルな言い回しを教えつつ、現地へ到着。サマーキャンプの1日目、ウォータースライダーの設置場所は川の近くのこちらでした。(川沿い左のグレーマーク)

台風10号様の影響で、天気はあいにくの曇り~小雨。なんとか天気が持ってほしいと祈るも、雲はどんどん分厚くなっているところで、傘を差しながらウォータースライダー会場へ。アンナさんと合流し、種々の連絡をしてくださったOsamu氏とも顔合わせ。すらっとしたイケメンでした。

会場では小雨の中、数人の子供らがウォータースライダーで遊んでいましたが、多くの方は竹の棒に捏ねた小麦粉をまきつけてパン焼きにいそしんでました。さっそくうちもパン焼きに参戦。こんがり焼けます。ちぎりながら頬張ると、熱くておいしい!落とさないように気を付けながらパンを食べました。結構おなか一杯。

 

お腹が満たされると、次は冒険。現地では、川の本流の他に、泉が沸いているところが近くにあり、そちらの小さい川にも生き物がいっぱいいるとのこと。雨が降っていたので本流は危ないと判断して、小さい川で持参した網を片手に、生き物探索。草の生えているところに生き物がいるよ?と教えてもらいながら、網をわしゃわしゃすると、ヤゴや、川エビやタニシなどがゲットできました。普段はなかなかできない体験なので、子供らもワクワクしながら、網を動かしていました。小雨の中、動き回っていたので、服もびっしょり。親父もぐっしょり。なお、この時点で父のみ足を数か所、虫にさされる。アブにも刺される。許さん。父の犠牲のもと、子供らは一切刺されず。これはよかった。

 

雨が本降りとなってきて、傘が無意味になり、ここまで濡れると、もういいよね。

「お父さんウォータースライダーやりたい!」

ほーーーん。じゃぁ着替えようか。息子二人が着替えてウォータースライダーに突貫。娘は雨のせいもあり、やらないと告げる。ありがとう。お父さんもしんどい。土はどろどろだし、雨がなんだかどしゃぶりになっているし、息子かかえて着替えさせるの大変だし、何より全身濡れてだるい。なんてことは子供に言えないので、

「わーっはっはっはっは、雨だ雨だ、いっぱい遊べー!(建前)」

と息子らを脚立に登らせるサポートをして覇気を入れました。小学校1年の息子にはウォータースライダーがいい遊びになりましたが、3歳の息子にはちょっと難易度高かった模様。最初は楽しく滑り始めたけれど、一度怖い思いをすると、ビビリスキルLv3発動。怖いー怖い―と登った後に言い始め、近くのおねーちゃんに後押しされて滑るも、ビビリすぎて横からブルーシートに真っ逆さま。目の横をちょっと切った程度で済んでよかったですが、もうやらない宣言を発令。受託。お手伝いのJK殿が火の番人をする五右衛門風呂へダイブ。この五右衛門風呂、鳴子温泉のお湯を持ってきて使ってるそうで、温泉のにおいがしました。ちょっと硫黄くさい。ちなみにこのウォータースライダーの写真。拡大してみると大雨っぷりがわかります。台風のバカ!

 

午後になると、一緒にサマーキャンプをする二組のご家族も到着、合流です。するとなんということでしょう!空の雲がみるみると消滅していき、暖かい(暑い)日差しが差し込んでくるではありませんか。なんだったんだ、さっきの大雨は。晴れ男、晴れ女のご到着、誠にありがとうございます。

ご家族と一緒に、Osamu氏に案内してもらい、林探索をしたり、本流の浅瀬で遊んだり、ブランコしたり、雨がやんで暑くなったので活動範囲が広がりました。

 

暑くなってきたので、当然ウォータースライダーに再度挑戦。娘と息子が参戦しました。息子B(3歳)は、ビビリスキル発動中なので、スイカ割で割ったスイカを貪りながら、ウォータースライダーでは遊ばず。すでに興味の範疇外となっていました。よっぽど怖かった模様。怪我しなくてほんとよかった。

ウォータースライダーでもOsamu氏にさんざん遊んでもらう息子。顔。

 

娘が遊び終わって五右衛門風呂に入り、体を温めている姿を眺めていると、JK殿より、

「あの、、、塩分チャージ必要ですか?」

ふぁっ!大雨と晴れてからの暑さによる汗で、全身びしょびしょ顔も水滴だらけで心配された模様。優しさに触れて泣きそうになりました。塩分まだ減っていないから大丈夫。これ、雨だから。息子はウォータースライダーで最後のほうまで遊んでました。体力あるなぁ。

遊び終わって次に向かうは、近くの「潟沼」こちら火口湖で、世界的に見ても酸性の強い湖なんですって。なんとpH2.4!湖はとても綺麗な色をしており、黄昏前の差し込む夕方の光にとても幻想的な光景を映し出していました。詩人になれるよ。湖の周囲は歩いて散歩できる環境ができており、まるでトトロがいそうなコケの生えた道をみんなでテクテク歩いていきました。3歳の息子は途中で力尽きて抱っこ。親父のトレーニングが始まりました。ほら、だから言ったじゃん!みんなが戻ってくるの待っててもいいんだよって!まだ湖の半分のとこだよ!重いよ、息子。とはいうものの、ファンタスティックな綺麗な光景の数々、本当に歩いてよかった。

 

潟沼散策が終わった後、車の中にアブが入り込む大パニックがあったものの、無事に次の目的地「東鳴子温泉 旅館なんぶ屋」へ。ここは硫黄系温泉ではなく、黒い湯。卵の臭いは一切せず、イメージと違った温泉につかりました。子供たちも熱い温泉に我慢して入り満足。女湯には当然入れませんので、娘はアンナさんにお願いいたしました。ありがとう、アンナさん。

気が付くと19時を回っており、BBQが始まっているとのこと。テント近くの山荘(NPO法人しんりん)へ車で移動。現地につくとBBQのいい香りが。肉、ソーセージ、トウモロコシ、キノコ。子供たちもおいしくいただき、花火もやり、大満足。ギターとアコーディオン、打楽器の演奏での歌もあり、あー、なんか大学のサークルの夜っぽいと思いながら、楽しい時間を過ごしました。しかしここにきて、問題発生。テントで泊まるのが怖いと娘が泣き出します。特にトイレが真っ暗という情報で怖くなった模様。ついでにお母さんに会いたいと。うんうん。お母さんは今頃、国分町でお友達とビールかっくらってるよ。結局山荘に泊めていただけることとなり、山荘にて睡眠。部屋がたくさんある山荘で、合宿もできそう。

二日目、朝起きて、ご飯をどこで食べるか相談すると、テント近くは虫がいっぱいいてNG。テント組のご家族が山荘まで下りてきて一緒に朝食づくり。パンとハムとバターと野菜炒めと。小倉トーストも作ってみたり。子供たちもいっぱい食べて大人たちが食べ始めるころには、徒党を組んで遊んでました。何してんの?って聞くと、青鬼ごっこ。You Tube世代やで。

今日はどうしようといくつかのプランをアンナ先生に聞いてみたところ、子供たちの意見は釣り。じゃぁ、オニコウベへ行ってみよう!ということで早速オニコウベに到着。鳴子温泉から近いです。オニコウベの釣り堀へいくと、イワナ釣り+塩焼きがそろってました。イワナ釣りは

  • 釣り竿+えさ イワナ2匹まで 1000円
  • 追加1匹につき 400円

まぁええやん。ということで釣り開始。娘も息子Aもイワナを釣り上げて大満足。さすがに針を外すとこまではできませんでしたので、親父がでしゃばって針外し。焼き係のおっちゃんにイワナを渡して待ちます。待っている間は木の間に張られたスラックラインでお遊び。ストックを両手にもって、揺れるラインを歩いていきます。娘は徐々にうまくなり、端から端まで踏破。子供たちみんな楽しんでいました。ちなみにアンナ先生は、さすがの運動神経。一発クリアのうえ、体重をうまく使って上下にビヨンビヨン。半端ねぇ。

イワナが焼きあがると美味しくいただきます。一人一匹、焼き立てのホクホクをムシャムシャ食べました。うまい。この魚釣り、子供たち本人による初めての魚釣りだったせいもあり、このキャンプを通して一番楽しかったということでした。よかったよかった。命の恵みに感謝。

最後にみんなで写真を撮って、WakuWakuサマーキャンプ、締め!

この機会をくださったアンナ先生、一緒に参加されたご家族の皆様、ウォータースライダー企画の方々、皆様に感謝です。ありがとうございました。

 

PS 翌日3歳の息子は疲れで発熱。あるあるですね。

 

~持ち物~

  • 飲み物/おにぎり/お菓子
  • 着替え、各4着ずつ(3歳の息子は+2着)、タオル、バスタオル
  • 水着、サンダル
  • キャンプ的なエアーベット、マット、シェラフ、タオルケット
  • 蚊取り線香、虫よけスプレー
  • 虫取り/魚とり網

 

記 きせい