アカデミックトーーク共催 ワク湧くworkの集いを開催しました!
Vol.1 同様,宮城県鳴子温泉地域で行われた 湯治ウイークの中で企画しました.
オンラインだったということもあり,いつものワクワクメンバーや,アカデミックトークメンバー,湯治ウイーク参加者などが,全国各地から,またスイスやスウェーデンからも参加してくれました!
そもそも,「アカデミックトーーク共催 ワク湧くworkの集い」とは?
アカ(デミック)トーークとは?
「アカトーーク」は研究者の話を主に異分野、異業種の方々が聞く飲み会です。若手研究者が自身の研究の喜び・ 苦悩を語る姿はまるで 「ゲイニン」?!これまでに18名の「ゲイニン」が熱いトーークを繰り広げています。
ワク湧くworkとは?
インターネット環境があれば仕事もどこでもできる時代、ヒト・カネ・モノ・情報が「都会」に集中している現代の社会構造に対して、エネルギー・食の自給自足ができる「地域」で過ごし、持続的な社会へ向けて一緒にできることから変えていきたい!
ワクワクの一つは、知的好奇心。源泉のごとく湧く熱き想いを実現するきっかけ作りとして、「アカ(デミック)トーーク」と「ワク湧く」を掛け合わせることで、今回は最先端の研究・仕事に取り組む2人のゲイニン(研究者・企業人)が各々の仕事を ご紹介!参加者の皆さんと気軽に意見を交わしながら、お酒を交わしながら、世界最先端の情報を温泉から発信し、新たな価値を生み出す,そんな場です.
今回トークを繰り広げたのはこの2人!
「地球のお医者さん」を目指す研究者
峠嘉哉 東北大学工学研究科土木工学専攻
専門:水文学
内陸湖はなぜ消えたのか?大陸性内陸湖への水文学的アプローチ
大陸の広大な内陸湖が縮小しています。例えば、東北地方と同程度の面積だったアラル海は縮小し,宮城県に匹敵するアフリカのトゥルカナ湖でも面積が大きく変化しています。これらの原因の解明と、これからの予測が水文学に求められています。これは人間活動のせいなのか?それとも気候変動なのか?世界の先端で活躍する水文学者の取り組みを紹介してもらいました。
世界中に逃げ場所を作りたいコーディネーター
鈴木宏明 ハイパー越境観光案内所「INTA-NET」
専門:越境企画
コロナを踏まえた国境を超えた交流の今後―台北と京都にてスペース運営した立場から
コロナウイルスによって国を超えた人の行き来が制限されました。台湾でオルタナティブなスペースを運営した経験と、コロナ渦を前提として「越境」をテーマにしたINTA-NETという京都で立ち上げ中のショップの取り組みをお話ししてもらいました。
今回は「リアルの場所」と「ソフトの企画」を海外の人や文化との接点として捉え直して今後の役割や重要性をみんなで一緒に考えました!
開催してみて
今回は,スピーカーは鳴子温泉からの参加で,温泉に集まりながら楽しく話すというのはやはりよいですね.
スピーカーの熱い思いをみんなで共有でき,ワクワクをいただきました!
今回,湯治ウイークの中で開催させてもらうことによって,普段は会えないような湯治客?湯治住人?にも参加してもらえました.
オンライン化したことにより,国を超えて,スイス,スウェーデンから参加してもらえたり,科研費に苦しむ研究者に参加してもらえたのもオンラインのメリットだなと思います.
しかし,「温泉」という魅力がないと,人に集まってもらえないとつくづく感じます..
やはり我々は,温泉や自然が中心にあり,自然と人をつなげたら,その横で人同士のコミュニティが出来上がる,そんなコミュニティですね.
来年は,ハイブリット開催を目指します!
もともと目指していた形こそ,ハイブリットなのだと思います.
集まれる人は温泉で,集まれない人はオンラインで,集まりましょう!