2023年7月16日に、東北大学川内キャンパスにて、サイエンスデイ2023が開催されました。
昨年に引き続き、湯沢市ジオパーク推進協議会とACADEMIJANと共催で、「続・大地からのおくりもの~親子で学ぶ、温泉のひみつ」というプログラムを出展しました。
はじめに:石を分けてみよう!
![6個の石](http://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/6個の石-1024x576.jpg)
いったい、湯沢はどうやってできたのでしょうか?
大昔に噴火した火山から?冬にたくさん降る雪から?
その答えを、湯沢で採れた石を見ながら考えてみました。
この石を2種類に分けてみましょう!
- マグマが冷えて固まった石
- 水の中で固まった石
皆さん、よく観察して上手く分けられたでしょうか?
![実際に石を分けている様子](http://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/P1116068-1024x683.jpeg)
答えは、4つがマグマが冷えて固まった石、残り2つが水の中で固まった石、でした!
温泉のひみつを聞いてみよう!
![鈴木杏奈先生の講義](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/P1116046-1024x683.jpeg)
次に、温泉のエキスパートである鈴木先生による「温泉のひみつ」の紹介です。
見えない地下を見る方法と、温泉と石の関係について、説明してもらいました。
実は、石が温泉に触れると、硬くなる性質があるそうです!
また、硬い石が蓋の役割をして、その下に温泉が溜まってくれます。
石と温泉は切っても切れない関係なんですね!これぞ、自然のキセキ!
最後に:温泉を分けてみよう!
![3種類の湯沢の温泉](http://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/3つの温泉の名前-1024x576.jpg)
今度は、ゆざわの温泉を分けてみましょう!
- 川原毛地獄(かわらげじごく)
- 小安峡温泉(おやすきょうおんせん)
- 川原の湯っこ(かわらのゆっこ)
ヒントは、酸性・アルカリ性と、匂いです!
実際に匂いを嗅ぎだり、リトマス試験紙を使ったりして、どのお湯がどの温泉のものかを考えてみました。
![温泉の匂いを嗅いで観察](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/温泉の匂いかぎ.png)
![リトマス試験紙の結果](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/P1116142-1024x683.jpeg)
色々観察して、自分たちなりに答えを出せたようです。
まとめ
![色々な石があるから、色々な温泉がわく](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/大地からのおくりものまとめ-1024x576.jpg)
違う石があるからこそ、違う温泉が湧きます。
人間も自然も、違いがあるからこそ、面白いのかもしれませんね。
最後に、出展者で集合写真!
![出展者で集合写真](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/DSC08106-reresize-1024x683.jpg)
プログラムに参加してもらった皆さん、ありがとうございました!
受賞
![サイエンスデイAWARD2023で受賞](https://waku2life.jp/waku2aslife/wp-content/uploads/2023/08/isolated-red-badge-with-ribbon.jpg)
サイエンスデイAWARD2023で、産総研(AIST)賞を受賞しました!