2022年9月18日に、アカデミックトーーク共催 ワク湧くworkの集いvol.3を開催しました!
Vol.1, 2 同様,宮城県鳴子温泉地域で行われた湯治ウイークの中で企画しました.
Vol.2はオンラインでしたが、今回は現地でのハイブリット開催ができました!
そもそも,「アカデミックトーーク共催 ワク湧くworkの集い」とは?
アカ(デミック)トーークとは?
「アカトーーク」は研究者の話を主に異分野、異業種の方々が聞く飲み会です。若手研究者が自身の研究の喜び・ 苦悩を語る姿はまるで 「ゲイニン」?!これまでに18名の「ゲイニン」が熱いトーークを繰り広げています。
ワク湧くworkとは?
インターネット環境があれば仕事もどこでもできる時代、ヒト・カネ・モノ・情報が「都会」に集中している現代の社会構造に対して、エネルギー・食の自給自足ができる「地域」で過ごし、持続的な社会へ向けて一緒にできることから変えていきたい!
ワクワクの一つは、知的好奇心。源泉のごとく湧く熱き想いを実現するきっかけ作りとして、「アカ(デミック)トーーク」と「ワク湧く」を掛け合わせることで、今回は最先端の研究・仕事に取り組む2人のゲイニン(研究者・企業人)が各々の仕事を ご紹介!参加者の皆さんと気軽に意見を交わしながら、お酒を交わしながら、世界最先端の情報を温泉から発信し、新たな価値を生み出す,そんな場です.
今回トークを繰り広げたのはこの2人!
「宇宙に生命見つけちゃっていいですか?」
生命の起源が気になって夜も眠れない研究者:藤島皓介 東工大・地球生命研
地球の生き物はいつどこで誕生したのでしょうか?地球以外にも生命はいるのでしょうか?そして私たちはどこまで宇宙に進出していけるのでしょうか?考えただけでもワクワク(湧く湧く)しますよね。これらの疑問を解決するためにNASAが90年代に作った学問が宇宙生物学(アストロバイオロジー)です。普段の生活の中ではなかなかゆっくり考える機会がない「宇宙と私たち」の関係を皆さんと一緒に楽しく語れたら嬉しいです。
「水で人工衛星が動かせるってほんと?」
水エンジンを世の中に普及させたくて会社を創業した企業人:浅川純 (株)Pale Blue
地上の車や飛行機と同じように、宇宙で人工衛星が自由に動き回るためには「エンジン」が必要不可欠になります。世の中には、「水」を推進剤(燃料)として用いた人工衛星用エンジンがあるって知っていましたか?私自身が大学にて長年研究を続けてきた水エンジン、そしてその研究成果を社会に繋げたくて会社を作っちゃったこと等をお話します。
特典クロストーク「これからの宇宙〜研究・企業・地域〜」
今回のクロストークは特別に,宇宙界隈で活躍する若手研究者にパネラーとなってもらいます!
登壇予定:藤島皓介 (東工大・地球生命研)・浅川純 ,柳沼和也((株)Pale Blue)・Landon Thomas Kamps(北大,Letara(株)),齋藤勇士(東北大・燃焼)他
ファシリテーター: 冨松美沙(アカトーークサポーター)& 松原雄介(Waku2 as life)
実際のトークの動画!
開催してみて
今回は,ハイブリットでしたが,温泉に集まりながら楽しく話すというのはやはりよいですね.
スピーカーの熱い思いをみんなで共有でき,ワクワクをいただきました!