共創デザインMeetup!は、Waku2 as lifeの狙いである「共創」を試行錯誤している方々が集まり、最新の活動を学び合い、どう効果的に共創すると良いのか知恵を結集する場です。多様な立場(アカデミアと実務家)が出会い、共創を効果的に進めるための方法論をつくり、一般化させて広く普及していくことを目指します。
vol. 1 開催報告:http://waku2life.jp/activities/codesign-meetup/
【日時】2023年10月21~22日
【テーマ】「探究のコミュニティの未来」
「探究」を通して、人は物事を捉える「枠組み」を更新していきます。そこでは、アイデアを表現し、それに対する周囲からの応答を受け取り、自らの枠組みを反省するという、対話的なプロセスが欠かせません。だから探究は「コミュニティ」によってなされると言えます。
「探究のコミュニティ」の未来のあり方を構想しようというのが今回のテーマです。
探究のコミュニティとして大学や学会や研究会という形があります。しかし探究は、なにも学術的で専門的な研究に限られません。特に物事を新しく生み出す「デザイン」においては「価値」に関わる美学的・倫理学的な探究がなされますが、それは専門性の壁を横断したものとならざるをえません。異なる分野の専門家ということだけではなく、確立された分野の専門家ではない人、子どもや老人、あるいは動植物や無生物などからなる、異種混交的な「探究のコミュニティの未来」がありえます。既存の制度から離れて「探究のコミュニティ」の可能性を探索するためのアプローチとして「物語」や「フィクション」に注目します。
第Ⅰ部では「探究のコミュニティ」にかかわる物語を集めながら京都の町を歩きます。
第Ⅱ部は、「探究のコミュニティ」にかかわる実践家からの話題提供です。
第Ⅲ部では「探究のコミュニティの未来」についてのSF(サイエンス・フィクション)をつくります。
【プログラム】
※内容については変更の可能性があります
21日(土)
第Ⅰ部:京都の街を歩きながら、探究のコミュニティのヒントを拾う (13:00-15:30)@NINIROOM
第Ⅱ部:ワク湧くworkの集い 話題提供(16:00-17:30)@NINIROOM
*オンライン配信・交流ワークショップあり
①事業構想大学院大学 田中利和さん(エチオタビ)
②合同会社むげん学舎 千葉依里さん(可能性を引き出す多角的なかかわり)
③同志社中学 古城郷さん(学びプロジェクト)
④東京大学 柳澤秀吉さん(感情と探究)
22日(日)
第Ⅲ部:探究のコミュニティのSF(サイエンス・フィクション)をつくる(10:00-13:00)@下鴨ロンド
①下鴨ロンド 本間智希さん 話題提供「開かれた在野のコモンズ:下鴨ロンドについて」(仮)
②合同会社プロジェクトノード 山田哲也さん 話題提供「SFとは?伊藤計劃以前/以後」
③武蔵野美術大学 山口純さん ワークショップ「21世紀中期のカルサン無尽」(仮)
【参加登録】
こちらのフォームからお願い致します。(一部のみ参加可)
https://forms.gle/p8sSBrcjDLnnnjCE8
(※現地参加の方には場所代として、3000-5000円程度の費用負担をお願いする予定です)